男性は女性と違って、化粧水などのスキンケア用品を使わなくても大丈夫でしょうか?
実は、男性の肌も女性の肌と同じように乾燥や老化の影響を受けます。
日焼けや髭を剃ることで肌にダメージを与えたり、汗や皮脂の分泌が多くなることで毛穴の詰まりやニキビの原因になったりすることも・・・!
化粧水は男性にとっても重要なスキンケアアイテムとは思ってはいるものの、たくさんの疑問が浮かんできます。
- 化粧水は本当に必要なのか?
- 化粧水期待できる効果・目的は?
- 化粧水を使わないとどんな肌トラブルが起こりやすいのか?
- 化粧水を使うとどんな肌トラブルが予防や改善できるのか?
- 化粧水だけでも良いの?
- 化粧水はどのように使うべきか?
- 化粧水を使うメリット・デメリット
- 化粧水は大半が水→「では水だけでいいのでは?」
- 化粧水はどのように選ぶべきか?
化粧水に関する様々な疑問や不安があるぞ!
化粧水についての疑問や不安に感じている人は、この記事を最後まで読み進めてください。
【男性に化粧水はいらない?】結局どっち?
本題である「男性に化粧水はいらない?」ですが、結論から先に申し上げますと「男性も化粧水は必要」です。
個人の肌の状態や目的によって違うのじゃないの?
確かにそうなんですが、私は必要と考えています。
化粧水は肌に水分や保湿成分を与えて乾燥を防ぎ、皮脂の分泌量をコントロールしてニキビや毛穴のトラブルを予防することができます。
また、化粧水を使うことで肌の状態を整えて、シミやシワなどの老化現象を遅らせることも期待できます。
だから化粧水必要なのか!
ですが化粧水には、アルコールや香料・防腐剤が配合されており、その化粧品の成分が刺激になり肌トラブルを引き起こす可能性があるからです。
適量では問題ないかもしれませんが、つけすぎると負担もかかります。
したがって、化粧水を使うかどうかは、自分の肌のタイプや悩みに合わせて判断することが大切です。
化粧水に期待できる効果・目的は?
化粧水に期待できる効果・目的は3つあります。
1:肌に水分を与える・潤す
洗顔や入浴後は水分蒸発が進み、肌はとても乾燥した状態にあります。
そのタイミングで化粧水を使う事で、肌に潤いを与え乾燥から肌を守ってくれます。
バリア機能が整い・維持することで健やかに肌を手に入れることができます。
2:皮脂のバランスを整える
水分が不足することで、バリア機能が低下すると皮脂の分泌が過剰に起こり、テカリやニキビ・毛穴トラブルが起こる可能性もがあります。
水分バランスを保つためにも化粧水でのケアは必要。
3:後に行うスキンケアアイテムを馴染みやすくする
化粧水を使う事で皮膚が柔らかくなり、美容液・乳液などの美容成分が肌に馴染みやすくなります。
保湿もそうですが、しっかり肌ケアを考えていきたい人には化粧水は必須。
以上が化粧水に期待できる効果です。
化粧水を使わないと、どのような肌トラブルが起こりやすいの?
肌の水分が不足し乾燥する・バリア機能が低下、結果・・・肌荒れなどの肌トラブルが起こる可能性があります。
化粧水を使う事で、水分不足・過剰分泌からくる肌トラブルが回避できます。
スキンケアは化粧水だけでも良いの?
結論から言うと、その人の肌の状態により「良い人」「ダメな人」がいます。
「肌の状態が整っている」「肌トラブルが無く落ち着いている状態」「後のスキンケアアイテムを使用していない」のであれば、化粧水だけでも良い人もいます。
個人の肌の状態や環境で変わるんだね!
その通り!とは言え化粧水のみでは保湿が不十分な方もいます。
化粧水は、洗顔後に肌につける水分補給のための基礎化粧品。
肌の水分を保つために必要なものですが、それだけでは十分ではありません。
化粧水だけで肌をケアすると、以下のような問題が起こる可能性もあります。
- 肌の油分が不足し、乾燥や肌荒れを引き起こす
- 肌のバリア機能が低下し、外部の刺激に弱くなる
- 肌の老化が早まり、シワやたるみが目立つようになる
これらの問題を防ぐためには、化粧水の後に、乳液やクリームなどの保湿剤を使うことが重要。
そして「化粧水のみで良いの?」の疑問、これらは肌質によって変わります。
化粧水だけで「良い人」「ダメな人」を分けました。
【男の肌タイプ】
- 普通肌・脂性肌⇒化粧水だけでOK
- 乾燥肌・混合肌⇒化粧水だけでNG
「普通肌」「脂性肌」の人は皮脂分泌が適量あるので、化粧水にのみで肌状態が安定します。
「乾燥肌」「混合肌」の人は皮脂分泌不足しているので、乳液・クリームの保湿剤が必要。
このように、肌質によって化粧水だけで良いのか異なります。
自身の肌質を知る事が大事です。
化粧水の正しい使い方と注意点
男性の化粧水の使い方についてですが、以下の4つのステップで進めてください。
【化粧水の使い方4ステップと注意点】
- 洗顔をする
- 化粧水を適量手に取る
- 化粧水にを全体に馴染ませる
- 重ね付けする
1:洗顔をする
化粧水を使うタイミングは「洗顔の後」、綺麗な肌の状態で化粧水をつけます。
洗顔は、汚れや余分な油分を落とすことで、肌を清潔にするだけでなく、化粧水の浸透力も高める効果があります。
洗顔料は、泡立てネットや泡立て器でしっかりと泡立ててから使い、泡で優しく顔全体をマッサージするように洗ってください。洗顔後は、ぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。
洗顔後はなるべく早く化粧水をつけ、馴染ませてください。
2:化粧水を適量手に取る
化粧水は、手に直接出して使うのが一般的です。
肌への刺激も少なく、手の温もりで浸透効果を高めることができます。
使用量は100玉大~500円玉大程度の適量。
各メーカーの推奨量を守ってくださいね。
量が少ないと肌全体に馴染ませることができず、保湿効果が十分に得らません。
逆に多すぎても角質層に吸収する水の量には限界があるので、化粧水の無駄使いや肌に負担がかか、乾燥を悪化させてしまう可能性があります。
3:化粧水にを全体に馴染ませる
化粧水を手に取ったら、両手に指先までひろげ、顔全体になじませます。
手のひらで軽く押さえるようにして、肌に馴染ませてください。
特に乾燥しやすい目元や口元は、念入りに行い化粧水が肌に浸透するまで、数秒待ちましょう。
このような馴染ませ方は肌に負担がかかるので注意!
4:重ね付けする
化粧水は1度だけでなく、重ね付けすることで、より高い保湿効果が得られます。
特に乾燥肌の人は、重ね付けをおすすめします。
乾燥が気になる部分に少量取り、その部分に重点的に馴染ませます。
化粧水を付けた後は、化粧水の浸透を待つ必要はなく、乳液・クリームを塗りが水分蒸発するのを防いでください。
化粧水がベトベトの状態で乳液・クリームを塗るのではなく、数十秒待って軽く乾いたから乳液・クリームを塗ってくださいね。
以上が、男性の化粧水の使い方と注意点です。
男性が化粧水を使うメリット
続いて、男性が化粧水を使うメリットとデメリットをそれぞれ説明していきます。
男性が化粧水を使うメリットとして、以下のような点が挙げられます。
男性特有の肌悩みに対応している
例えば、「皮脂が多い」「毛穴が目立つ」「髭剃りで肌が荒れる」「乾燥が気になる」などの問題を解決する成分が配合されています。
さらに化粧水で、肌の水分バランスを整えると、乾燥肌・敏感肌・脂性肌などの症状を軽減する効果も期待できます。
乾燥肌や敏感肌は、肌のバリア機能が低下し、外部刺激に対して弱くなるため、肌トラブルの原因に。
化粧水を使うことで、肌のバリア機能を高め、肌トラブルを予防することができます。
- 乾燥肌や肌荒れ、ニキビなどの肌トラブルを防ぐ
- 肌のべたつきやテカリを抑える
- シミやシワなどの老化現象を予防する
- 肌に清潔感や爽快感を与える
化粧水は肌の状態を整える役割を果たします。
顔立ちや表情が引き立つ
化粧水で、肌に水分や栄養素を与えることで、角質層をケアすることで出来ます。
化粧水で肌にツヤやハリが出ることで、顔立ちや表情を引き立てる。
表情が豊かになる事で、周囲の人たちから好印象をもたれやすくなります。
自分に自信を持できるぞできるぞ!
メイクの仕上がりが向上する
化粧水を使用する事で、メイクの仕上がりを向上させる効果があります。
化粧水は、肌表面の凸凹をなめらかにし、メイクのノリや持ちを良くします。
水分と油分のバランスが整った肌は、メイクの崩れや乾燥を防ぎ、メイクの持続力を高めます。
香りの効果
化粧水には様々な香りが付けられており、心理的な影響を与える効果があります。
例えば、柑橘系の香りはリフレッシュ効果・ラベンダーの香りはリラックスしたり、安眠できる効果があります。
自分の好きな香りを楽しむことができるのも良いです。
他のスキンケア商品の効果を高める
化粧水はスキンケアの基本。
化粧水から始める事で、後から行うスキンケア商品の効果を最大限に発揮する事ができます。
以上がメリットになります。
男性が化粧水を使うデメリット
次に、男性が化粧水を使うデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
肌荒れやアレルギーが起こる可能性がある
肌に合わない成分や添加物が含まれている場合、肌荒れやアレルギーの発生を引き起こす可能性があります。
特に、アルコールや香料・メントールなどの刺激物が多く含まれている化粧水は、清涼感や殺菌効果を与えますが、肌にダメージを与える恐れも・・・!
化粧水を選ぶ際には、自分の肌質に合ったものを選ぶ・パッチテストなどで安全性を確認する・成分表を確認したりすることが大切です
コストがかかる
化粧水は定期的に購入しなけらばならないため、コストがかかります。
化粧水だけでなく、乳液や美容液などを併用することでより効果的なスキンケアを行う事ができますが、それらにも費用が掛かります。
また、男性用の化粧水は女性に比べて市場規模が小さいため、選択肢が限られています。
手間がかかる
化粧水は洗顔後、素早くつける必要があります。洗顔の推奨頻度は朝・夜の2回(肌の状態で異なる)。
化粧水を手に取り「手に馴染ませ→顔に馴染ませ」と、これらの作業は時間や手間がかかります。
男性用の化粧水は一本で済む場合が多いです。
洗顔後に手に取って顔になじませるだけでOKですが、朝や夜に忙しい人や面倒くさがりな人にとっては、習慣化することは難しいかもしれません。
以上がデメリットになります。
化粧水は大半が「水」。それなら「水だけで良いのでは?」
化粧水を構成する成分のほとんどが水(精製水)と水溶性の成分です。
精製水とはどんな水なのか知りたい方は見てみてね!
水だけは主成分が「水」で他に何も入っていない事。
肌に優しいイメージがあるけど?
実は肌に良くない理由が幾つかあります。
肌の乾燥が悪化する恐れがある
水のみだと、肌に水分を与えてくれるかもしれませんが、保湿成分が含まれていません。
そのため、水分が蒸発してしまい肌の乾燥を悪化させる可能性があります。
バリア機能が低下する
水は「酸性」でも「アルカリ性」でもなく「中性」、水道水は飲料に適した「弱アルカリ性」と言われています。
肌は「弱酸性」の状態が理想ですが、水は「中性」なので水のみではpHバランスが乱れてバリア機能が低下する恐れがあります。
老化現象を促進する可能性がある
水だけでは、肌に必要な成分が補給できません。
「セラミド」「ヒアルロン酸」などの保湿成分、「ビタミン」などの栄養成分が必要です。
水だけではこれらの成分が含まれておらず、肌の潤いや弾力を保つことができません。
結果、シワやたるみなどの老化現象を促進する可能性があります。
以上が「水」だけでは良くない理由です。
水を霧吹きに入れて使うのは辞めよう!
化粧水どのように選べばよい?
男性の化粧水の選び方についてですが、以下の3つのポイントに注意してください。
肌質に合わせて選ぶ
肌質は、乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌の4つ分けられます。
敏感肌は肌質ではなく、肌の状態を表す言葉だぞ!
それぞれに合った化粧水を選ぶことで、効果的なスキンケアができます。
乾燥肌の場合は、保湿成分が豊富な化粧水を、脂性肌の場合は、さっぱりとした使用感の化粧水を選びましょう。
混合肌の場合は、TゾーンとUゾーンで化粧水を変えるか量を調整するなどが良いです。
敏感肌の場合は、刺激の少ない無添加や低刺激の化粧水を選びましょう。
化粧水の成分やテクスチャーにも注目
化粧水には保湿成分・美白成分・抗炎症成分など様々な成分が配合されています。自身の肌悩みや目的に合わせて選ぶ事で、効果的なスキンケアができます。
またテクスチャーも見逃せません。乾燥肌や普通肌は「しっとり」タイプ、脂性肌や混合肌は「さっぱり」タイプが向いています。
価格や容量にも目を向ける
化粧水は、毎日使うものなので、価格や容量も重要な要素です。
高価な化粧水でも効果が感じられなければ意味がないですし、安価な化粧水でも量が少なければコスパが悪くなります。
算や使用頻度に合わせて、価格や容量を考える必要があります。
これらをポイントを参考にして、自分に合った化粧水を見つけてください。
まとめ:化粧水は男性にとっても必要なアイテム
男性にとって、化粧水は必要ないと思っている人も多いかもしれません。しかし、化粧水を使うことで、肌と心に多くのメリットをもたらします。
肌のバランスやトラブルが改善し、若々しい肌を保つことでできます。
肌が綺麗になる事で「自信や気分が上がる」「好印象を与えやすくなる」「人間関係や仕事にも良い影響を与える」など、男性の魅力や活力を引き出すスキンケアアイテムです。
ぜひ、自分に合った化粧水を見つけて、毎日のスキンケアに取り入れてみてください。
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