乾燥肌は女性だけの悩みではなく、男性も同じように肌トラブルに悩まされることがあります。
特に風呂上がりは、肌の水分が蒸発しやすく、放置しておくと乾燥や肌荒れの原因になります。
風呂上りは肌にとって最も大切なタイミングだぞ!
興味はあるけど、やり方が分からないという方も多いと思います。
- 男性のスキンケアはどうすればいいのか?
- どんな手順でケアすればいいのか?
- 風呂上りのスキンケアは必要なの?
この記事では、メンズ(男性)の風呂上がりのスキンケアについて解説し、肌の乾燥を防ぐためのポイントをご紹介します。
- 風呂上がりのスキンケアが大切な理由
- 風呂上りのスキンケアの重要性と効果
- 風呂上りのスキンケアの正しい順番
- 男(メンズ)のためのお風呂上がりスキンケア3つのポイント
風呂上りには「すぐに服を着たり」「テレビを見たり」「疲れて寝てしまう」ことが多いんじゃないかな!
そんなあなたに、風呂上りのスキンケアの重要性と知っておくべき3つのポイントをお伝えします。
健やかな肌への近道は、正しいケアから始まります。
スキンケア選びのでお悩みの方、よろしければ下記の記事もご覧ください。
風呂上がりのスキンケアが大切な理由
風呂上がりは、肌が一番乾燥しやすいタイミングです。
お風呂に入ると、汗や皮脂、汚れなどが落ちて肌が清潔になります。
ですが、お湯に長く浸かると、肌の水分や油分も奪われて乾燥しやすくなります。
このように風呂を出た瞬間から乾燥が始まっているぞ!
入浴後スキンケアをせずそのまま放置すると、肌の水分はどんどん蒸発し入浴前より乾燥している状態になります。
風呂上がり後のスキンケアをとても大事。
さらに男性は、髭剃りや日焼けなどで肌にダメージを与えることも多いです。
乾燥肌は、肌荒れ・シミ・しわなどの老化現象を早める原因になります。
肌を守るバリア機能も低下しているため、外部の刺激から肌を守る事ができなくなります。
男性でもお風呂上がりのスキンケアは、肌の乾燥を防ぐためにも大切です。
風呂上りのスキンケアの効果
風呂上りのスキンケアは、男の乾燥肌のケアだけでなく、肌の状態を整えるために非常に重要。
男性も女性と同じように風呂上がりに水分と油分を補給することで、肌を保護し、若々しく保つことができます。
風呂上りのスキンケアで期待できる効果を見ていこう!
- 肌の水分と油分のバランスを整える
- 肌のバリア機能を強化する
- 肌のハリと弾力を保つ
- 肌のくすみやシワを予防する
- 肌トラブルを減らす
風呂上りのスキンケアは、乾燥肌を防ぐだけでなく、肌の健康や美容にも良い影響を与えます。
毎日の習慣として、風呂上りのスキンケアを行い、肌を整えていきましょう!
風呂上りのスキンケアの正しい順番
スキンケアの正しい順番は、洗顔→化粧水→乳液・クリームです。
そこにクレンジングや導入化粧水・導入美容液、美容液が加わると・・・
「クレンジング」→洗顔→「導入化粧水・導入美容液」→化粧水→「美容液」→乳液・クリームの順番になります。(*美容液はメーカーによって順番が異なる場合もあります)
複雑すぎて迷子になるわ!!!
確かに工程が多いですね。
基本は洗顔→化粧水→乳液・クリームです。
分かりやすく図解にしました。
洗顔後の保湿は、水分の多い物(サラッとした物)から油分の多い物(トロミのある物)につけるここも重要です。
男(メンズ)のための風呂上がりスキンケア3つのポイント
風呂上がりのスキンケアは、男性にとっても重要な習慣になります。
男性のためのお風呂上がりスキンケアの3つのポイントをご紹介します。
洗顔は優しく、湯船から上がった後に!
風呂上りのスキンケアの第一歩は、洗顔です。
湯船に浸かる「前?・後?」など疑問がありますが、洗顔は湯船から上がった後がオススメ!
理由は幾つかあります。
- 入浴後は毛穴が開いて汚れが落ちやすい
- 洗顔後は顔の水分が蒸発していく
- シャンプーやリンスのすすぎ残しを除去してくれる
このような理由から、最後に洗顔するのが良いと考えます。
僕自身、風呂は20分以上は湯船に浸かるので、先に洗顔をしてしまうと入浴中はかなり乾燥を感じます。
洗顔を使う際は、以下のポイントに注意!
- 洗顔料は泡立ててから使う
- 泡で包み込むように洗う
- お湯はぬるま湯にする(32度くらい)
- 泡が残らないようにしっかりすすぐ
強くこすったり、熱いお湯で洗ったりすると、肌に必要な水分や油分まで流れていきます。
それを防ぐ為に、洗顔は優しく行うことが大切です。
化粧水は適量使う
化粧水は「多すぎず・少なすぎず」の量、メーカ推奨量を守って使うのが良いです。
少ないと肌に十分な水分を与える事ができないし、多すぎると余分な化粧水が蒸発するとともに肌に必要な水分も蒸発させていまします。
さらに乾燥を引き起こす可能性があるぞ!
化粧水をたっぷりつけても、肌に吸収される水の量には限界があります。勿体ないし、お肌に悪いだけですね!
洗顔後はすぐに化粧水で保湿することが重要。
化粧水は、肌に水分を与えて柔らかくするだけでなく、その後に使う乳液やクリームの浸透を促してくれます。
化粧水を使う際は、以下のポイントに注意!
- 化粧水は手のひらに取って温める
- 手のひらで顔全体を包み込むように優しく押さえる
- 一度では足りなければ重ね付けする
- 目元や口元など乾燥しやすい部分は特に丁寧に
こすったり引っ張ったりすると、肌にダメージを与える可能性があるので気を付けてください!
乳液やクリームで保湿をしっかりと
化粧水だけでは、肌の水分がすぐに蒸発します。
乳液やクリームを使って、肌に油分の膜を作り、水分の蒸発を防ぐことが大切。
乳液とクリームって何が違うの?
乳液 | クリーム |
---|---|
油分よりも水分の方が多めに入っている | 水分より油分が多めに入っている |
肌に必要な水分を補給し保湿効果を高める | 肌に必要な油分を補給し肌を保護する |
肌に軽く馴染む | 肌にしっかり密着する |
乳液とクリームを両方塗る事で、うるおいをキープするエモリエント効果*があります。
肌から水分が蒸発するのを防いで、さらに気化熱による温度低下も防げるので保湿効果が期待できますよ。
なので、化粧水を付けた後はすぐに乳液とクリームで水分蒸発しないように蓋をすることが大事。
「すぐに」とはどのくらい?
化粧水が軽く肌になじんだくらいが目安、時間で言うと30秒~3分程度です。
下記の理由により、化粧水がなじむまで時間のばらつきがあります。
- サラサラした化粧水や乳液に近い化粧水もある
- 使った化粧水の量も関係する
- 季節やお肌の状態
化粧水がびしょびしょだと、乳液の成分も薄くなるので注意。
反対に乾きすぎてからだと遅すぎます。
「びしょびしょ」でもなく「乾燥してから」でもなく、軽く馴染んでから乳液をつけるのがベスト。
風呂上りのスキンケアの注意点
風呂上りのスキンケアは、肌の健康や美容にとって重要なものです。
しかし、間違った方法で行うと、逆効果になることもあります。
次は、風呂上りのスキンケアで気をつけるべきポイントを紹介します。
タオルでゴシゴシ拭いたりしないこと
風呂上りに顔を洗うときや拭くときは、優しく丁寧に行うことが大切です。
「1回で水気を拭き取りたい」「しっかりゴシゴシ拭きたい」その気持ちとても分かります。
ゴシゴシすると、肌に摩擦や刺激を与えてしまいます。
私も注意点と言いながらゴシゴシ拭く事があります。
「清潔なタオルで押さえるように水気を拭き取る」のがオススメ!
分かっているけどめんどくさいな・・・!
できる限る優しく拭き取るようにしてくださいね。
化粧水だけで済ませないこと
化粧水は水分を与える役割がありますが、その水分を肌に閉じ込める役割はありません。
化粧水の後には、乳液・クリームなどの油分を含むものを塗って乾燥防ぐのが大事。
油分は水分を逃がさないようにするバリアとして働き、保湿効果が高まります。
もちろん、化粧水のみで肌が整うのであれば乳液・クリームは調整しても大丈夫です。
以上、風呂上りにおけるスキンケアの注意点です。
毎日のちょっとした工夫で、健康で美しい肌を保ちましょう。
【まとめ】風呂上りのスキンケアで乾燥を防ぐ
風呂上りは、水分が蒸発して肌のバリア機能が低下する危険なタイミングです。
そこで、風呂上りのスキンケアで大事な事をまとめてみました。
- 風呂上りは一番乾燥しやすいタイミング
- 湯船から上がった後に「洗顔」を行う
- 風呂から出てすぐに保湿を行う
- 化粧水はメーカー推奨量を守る
- 乳液・クリームで化粧水の水分を閉じ込める
風呂上りのスキンケアはとても面倒かもしれません。
自分の肌を大切にすることは自分自身を大切にすることです。
乾燥肌にはどのスキンケアが良いのか?迷っている方は下記の記事も参考にしてくださいね!
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