男性にとって、化粧水は肌の乾燥や老化を防ぐために欠かせないアイテムです。
しかし、化粧水の使い方を間違えると、かえって肌に悪影響を与えることもあります。
そこで、以下の疑問に答えながら、正しい化粧水の使い方を徹底解説します。
- 男性は化粧水を使う必要があるのか?
- 化粧水はどんなタイミングで使うべきか?
- 化粧水はどれくらいの量を使うべきか?
- 化粧水はどんな塗り方をすればいいのか?
- 化粧水はどんな成分やタイプを選べばいいのか?
- 化粧水をつけすぎるとどーなる?
この記事では、男性向けの化粧水の選び方や量の目安、つけ方のコツなどを徹底解説します。
化粧水で肌を健やかに保ちたい男性は必見です!
男性は化粧水を使う必要があるのか?
結論から言いますと「必要」です。
男性は女性に比べて皮脂分泌量が多く、肌がベタつきやすい傾向にあります。
しかし、皮脂だけでは肌は潤わず、むしろ乾燥する原因になります。
乾燥した肌はカサつきやシワ、ニキビ、シミなどの肌トラブルを引き起こしやすいです。
洗顔後に肌が乾燥すると、皮脂分泌がさらに増えてベタつきやテカリが悪化する可能性も・・・⁉
そこで、化粧水が必要になります。
化粧水は肌に水分を与えて保湿するだけでなく、肌のバリア機能やターンオーバー(新陳代謝)をサポートする役割も期待できます。
化粧水を使うことで、肌の乾燥やトラブルを防ぎ、健康的で若々しい肌を保つことがでるんです。
化粧水はどんな効果や必要性については、下記のでも詳しく解説しています。
化粧水はどんなタイミングで使うべきか?
化粧水は「 洗顔後すぐ」 に使います。
洗顔後は肌が乾燥しやすくなりますし、時間が経つと肌のpHバランスも崩れやすくなります。
そのため、洗顔後はできるだけ早く化粧水で肌に水分を与えてあげることが大切。
基本的には朝と夜の1日2回使うことがおすすめ。
肌質によって1回でも大丈夫!
朝は髭剃り後に化粧水で肌を整える、夜はお風呂上がりに化粧水で肌を保湿してあげると、髭剃りによる刺激や乾燥を防ぐことができます。
化粧水はどれくらいの量を使うべきか?
化粧水の量は商品によって異なりますが、一般的には 500円玉程度 が目安です。
しかし、これはあくまで目安なので、肌の状態や季節によって調整する必要があります。
各メーカーの推奨量を必ず守ってくださいね。
乾燥がひどい場合や冬場は少し多めに、ベタつきが気になる場合や夏場は少し少なめにすると良いでしょう。
また、化粧水の量は一度にたくさんつけるよりも 何度かに分けてつける 方が効果的です。
一度にたくさんつけると、肌に浸透しきれずにこぼれ落ちてしまったり、肌がふやけてしまったりする可能性があります。
そのため、特に乾燥が気になる部分に、500円玉程度の量を2~3回に分けてつけると良いでしょう。
化粧水はどんな塗り方をすればいいのか?
それでは化粧水の正しい使い方は、以下の5つのステップで行います。
- 洗顔後に顔の水気をしっかり拭き、清潔な手で行う
- 化粧水を適量、手に取る
- 手のひらで温める
- 顔全体になじませる
- 肌の状態により重ね付けする
STEP1:洗顔後に顔の水気をしっかり拭き、清潔な手で行う
化粧水は洗顔後しっかり水気を拭きとり、顔が乾いた状態からスタートです。
ゴシゴシせず、タオルで優しく押さえるようにして顔全体の水分を拭きとってください。
手に汚れや菌が付いていると、化粧水を塗る際に肌に移ってしまいます。
そのため、手は清潔にしておきましょう。
STEP2:化粧水を適量、手に取る
手のひらに「適量(500円玉程度・又はメーカー推奨量)」の化粧水を取ります。
多すぎると肌に浸透しきれないし、少なすぎると肌に十分な水分を与えられません。
「500玉」「1プッシュ」等、パッケージに記載されている目安量を参考にしてください。
STEP3:手のひらで温める
手のひらに取った化粧水を両手で軽くすり合わせて温めます。
これにより、化粧水の成分が活性化され、肌に浸透しやすくなります。
手のひらで温めることで、化粧水の効果を最大限に引き出すことができるぞ!
STEP4:顔全体になじませる
手のひらに広げた化粧水を顔全体にやさしく押し当てます。
- 肌を強くこする
- 引っ張ったりする
- パンパン叩く
このような馴染ませ方は、肌に負担がかかるので肌トラブルの原因になります。
しっかり浸透させようと、パンパン叩いてました。
凸凹した細かいパーツは塗るずらいんだけど・・・
- 目元
- 口元
- 鼻
- あご
特に目の周り・口元は皮膚が薄く乾燥しやすいデリケートな部分です。
この付近は手のひらでは難しく、指のひらや側面など上手に使い化粧水が届くように塗ってください。
STEP5:肌の状態により重ね付けする
一度目の化粧水が肌に浸透したら、同じ量をもう一度手のひらに取って重ね付けします。
これにより、肌の保湿力が高まります。
乾燥肌の人は「サラッ」とした物では物足りないかもしれません。
「トロミ」のある化粧水に変えるか、乾燥が気になる部分には、さらに重ね付けしても構いません。
以上が化粧水の塗り方のステップです。
このようにして化粧水を使うことで、肌はしっとりと潤い、トラブルから守られます。
化粧水はどんな成分やタイプを選べばいいのか?
化粧水は成分やタイプによって効果や使い心地が異なります。
そのため、自分の肌質や肌悩みに合わせて選ぶことが大切です。
肌質や悩みよって最適な化粧水が違うんだね!?どれが良いのか迷うな!
以下では、代表的な化粧水の成分やタイプについて紹介します。
1:保湿成分
化粧水の主な役割は保湿です。
保湿成分とは、肌に水分を補給したり、蒸発を防いだりする働きを持つ成分のことです。
そのため、乾燥肌の方は保湿成分が豊富に含まれている化粧水を選ぶことがおすすめです。
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- コラーゲン
- セラミド
これらの成分は肌に水分を与えるだけでなく、水分を保持する力もあります。
2:美白成分
シミやそばかすが気になる方は、美白成分が配合されている化粧水を選ぶと良いでしょう。
美白成分とは、肌のメラニン色素の生成を抑えたり、シミやくすみを改善したりする効果が期待できる成分のこと。
簡単に言うと、シミを作らせない成分やシミを分解する成分の事!
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- トラネキサム酸
美白化粧水だけでは、紫外線から肌を守ることができないので、日焼け止めと併用することが大切です。
美白化粧水を選ぶのに適した男性の特徴は以下のようなものです。
- 日焼けやシミが気になる人
- 肌のくすみや黒ずみが気になる人
- 肌の透明感やツヤが欲しい人
- 肌にハリや弾力が欲しい人
- 肌トラブルを予防したい人
美白化粧水は男性にもおすすめのスキンケアアイテムです。
3:抗炎症成分
ニキビや赤みが気になる方は、抗炎症成分が配合されている化粧水を選ぶと良いです。
抗炎症成分とは、肌の炎症を抑える働きを持つ成分のこと。
- グリチルリチン酸
- アラントイン
- カモミラエキス
肌の炎症は、ニキビや赤み、かゆみなどの肌トラブルの原因になります。
そこで、抗炎症成分配合の化粧水を使うことで、肌の健康を保ち、肌トラブルを予防することができます。
4:無添加・低刺激
乾燥肌・敏感肌・アレルギー体質の方は、無添加・低刺激の化粧水がおすすめ。
化粧品で使う添加物とは、防腐剤・香料・着色料・界面活性剤などがあります。
無添加とは、これらの添加物を使用せず作られた化粧品のこと。
低刺激とは、アルコールなどの刺激物質を含まないか少ない化粧水のこと。
肌に負担が少ないのが良いですね。
5:化粧水のタイプについて
化粧水のタイプには、「さっぱり」と「しっとり」の2種類があります。
それぞれの特徴をまとめてみました。
- 水分量が多く、油分量が少ない化粧水
- 肌にすばやく浸透し、さらっとした使い心地
- 脂性肌やニキビ肌などの皮脂分泌が多い肌におすすめ
- 油分量が多く、水分量が少ない化粧水
- 肌にしっかりと密着し、べたつかない潤いを与える使い心地
- 乾燥肌や敏感肌などの水分不足の肌におすすめ
以上が化粧水の成分やタイプの選び方のポイントです。
自分の肌の状態や好みに合わせて、最適な化粧水を見つけましょう。
化粧水をつけすぎるとどーなるのか?
「肌に良いから」と化粧水を必要以上につけていませんか?
当初の僕は大量に付ければ良いと思ってました(笑)
ですが、化粧水の付け過ぎは肌に負担がかかります。
肌の角質層に吸収される水分には限界があり、それ以上つけると肌に必要な水分も蒸発させてしまい、「乾燥を悪化させる」可能性があります。
また、化粧水に含まれる成分が肌に刺激を与えたり、アレルギー反応を起こしたりする可能性も・・・!
このように、化粧水をつけすぎると肌に悪影響を及ぼすことがあるので、適量を守って使用してくださいね。
まとめ:化粧水は肌の潤いに欠かせないアイテム
肌は洗顔が終わった瞬間から水分の蒸発が始まります。
化粧水は肌を保湿し、肌を整えるために必要なスキンケア。
しかし、化粧水をつけすぎると、肌にとって逆効果になってしまうことがあります。
化粧水はたくさんつければいいと思ってた!
塗りムラや塗り忘れ、ゴシゴシ擦ったり叩いたりすると肌に傷がついてしまうので注意。
正しい使い方を覚えて、毎日のスキンケアに取り入れましょう。
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